半導体用語集– category –
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ビジネスモデル|誰がどう稼ぐか
ASICとは|特定用途向け半導体がAI時代の競争軸になる理由
結論:ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)は特定の用途に最適化して設計された半導体チップだ。汎用GPUに比べて特定処理の効率・電力性能が高く、Google(TPU)・Amazon(Trainium)・Apple(Neural Engine)など大手... -
製造プロセス|どう作るか
ウェハ大口径化とは|6インチ・8インチ・12インチの違いとコスト競争力への影響
結論:半導体製造に使うシリコンウェハの直径(口径)を大きくすることを「大口径化」と呼ぶ。1枚のウェハからより多くのチップを取り出せるため、チップ1個あたりの製造コストが大幅に削減できる。現在の主流は300mm(12インチ)だが、SiCパワー半導体で... -
製品・デバイス|何を作っているか
ニアラインサーバーとは|データセンターのストレージ階層とAI時代の役割
結論:ニアラインサーバー(Nearline Server)とは、オンライン(即時アクセス)とオフライン(テープ等)の中間に位置するストレージ層だ。頻繁にはアクセスしないが、必要時に比較的短時間で呼び出せる大容量データの保管に使われる。AIデータセンターの... -
製造プロセス|どう作るか
枚葉式・バッチ式とは|先端半導体製造を決定づけるウェハ処理方式の違い
結論:枚葉式(まいようしき:Single-wafer Processing)とはウェハを1枚ずつ処理する製造方式で、バッチ式(Batch Processing)とは数十〜百枚をまとめて処理する方式だ。2nm・3nmという先端プロセスでは、処理条件の個別精密制御が必要なため枚葉式が不... -
ビジネスモデル|誰がどう稼ぐか
RISC-Vとは|オープンソースCPUがARMの独占に挑む構造と投資への影響
結論:RISC-V(リスクファイブ)はロイヤルティフリーで利用できるオープン標準のCPU命令セットアーキテクチャ(ISA)だ。ARMへのライセンス料不要で誰でも自由に使え、中国企業・新興半導体企業・研究機関に急速に普及している。ARMの独占体制に対する「... -
地政学|国家がどう関わるか
リショアリングとは|半導体製造の国内回帰が産業地図を塗り替える理由
結論:リショアリング(Reshoring)とは、海外に移転した製造拠点を自国に戻す動きを指す。半導体では台湾への過度な集中リスクを回避するため、米・日・欧が自国での製造能力確保を国家戦略として推進している。米CHIPS法に基づく巨額補助金の最終決定や... -
製造プロセス|どう作るか
先端プロセスとは|2nm・3nmの競争が半導体産業の覇権を決める理由
結論:先端プロセスはもはや「nm(ナノメートル)」の微細化競争を超え、A16(1.6nm)から導入される「裏面電源供給(BSPD)」などのアーキテクチャ革命へと移行した。TSMCは2029年までのロードマップを公開し、A14(1.4nm)に加えA12(1.2nm)までをも視... -
装置・材料|製造を支えるインフラ
検査・計測装置とは|半導体製造の品質を守る「目」の役割とKLAの独占
結論:検査・計測装置は半導体製造工程で欠陥・異物・寸法を検出・測定する装置群だ。歩留まり向上の直接の手段であり、製造工程の品質を守る「目」として機能する。KLA(米国)がプロセス・コントロール市場でシェア50%超を独占し、アドバンテスト、日立... -
装置・材料|製造を支えるインフラ
アルミナ(酸化アルミニウム)セラミックスとは|半導体製造装置を支える絶縁・耐熱材料
結論:アルミナ(Al₂O₃:酸化アルミニウム)セラミックスは、半導体製造装置のチャンバー内で不可欠な絶縁・耐熱・耐腐食材料だ。静電チャック、チャンバーライナー、絶縁リング、ガス分散プレートなどに使用され、京セラ(ファインセラミックス事業本部)... -
地政学|国家がどう関わるか
デュアルユースとは|民間・軍事両用技術が半導体規制の核心になる理由
結論:デュアルユース(Dual-Use)とは、民間用途にも軍事用途にも転用できる技術・製品・知識のことだ。半導体は典型的なデュアルユース技術であり、これが米国の対中輸出規制の法的根拠になっている。先端半導体がAI軍事応用・核開発・ミサイル誘導に転...