※料金・会員権情報は2026年8月時点の参考情報です。最新の予約条件、利用料金、入会条件は必ず倶楽部公式窓口でご確認ください。
相模カンツリー倶楽部(神奈川県大和市)は、1931年に9ホールで仮開場した戦前名門です。設計者は第1回日本オープン優勝者の赤星六郎。米国留学とC.H.アリソンの設計現場で得た近代ゴルフの思想を、自らの「夢と理想」として表現しました。
「名門ゴルフ場ランキング100選【2026】」では22位。都心から近い立地だけでなく、一般社団法人による会員本位の運営、戦前から守られてきたコース、挑戦したプレーヤーに報いる設計が評価の軸です。
相模カンツリー倶楽部の基本情報
| 所在地 | 神奈川県大和市中央林間西7丁目1番1号 |
| 仮開場 | 1931年9月27日(9ホール) |
| 設計 | 赤星六郎 |
| 組織 | 一般社団法人 |
| アクセス | 東名・横浜町田IC方面/中央林間駅方面 |
| 予約 | 紹介・同伴条件を要確認 |
なぜ「名門」と呼ばれるのか|3つの理由
理由① 赤星六郎が近代ゴルフの思想を形にした
赤星六郎はプリンストン大学を含む米国留学中にゴルフを学び、1924年にはパインハーストの大会で優勝。帰国後は1927年の第1回日本オープンをアマチュアとして制しました。相模の設計前には、東京GC朝霞コースを設計するため来日していたアリソンに同行し、その思想を吸収しています。
理由② 「挑戦者には褒美」の設計
公式の歴史が相模を表す言葉は「挑戦者には褒美を、逃げる者にはペナルティを与える」です。特徴的なバンカーとグリーンへの角度が、漫然と安全側へ運ぶだけのプレーを許しません。飛距離より、リスクを引き受けるホールと守るホールの選別が重要です。
理由③ 会員の平等を守る一般社団法人
相模が受け継ぐのは「一歩門を潜れば皆平等」の精神です。社会的肩書より、ゴルフと倶楽部文化を尊重する態度が重視されます。関東七倶楽部の一角として、程ヶ谷カントリー倶楽部や東京ゴルフ倶楽部と並ぶ歴史的ポジションを持ちます。
コースの特徴
中央林間に近い都市部にありながら、コース内では樹林と起伏が外部の気配を遮ります。赤星六郎の設計は、フェアウェイの幅そのものより「次の一打をどこから打つか」を問います。バンカーの位置とグリーン面を見ながら、ティーショットの狙いを逆算してください。
ビジター料金と予約方法
ランキング記事ではビジター料金を一律表示せず紹介制としています。会員の紹介または同伴、利用可能曜日、申込期限、ゲスト料金を公式窓口で確認してください。ネット上の過去料金を現在価格として使うべきではありません。
会員権価格の考え方
市場で常時売買される一般的な預託金制会員権とは性格が異なり、ランキングでは非流通中心と整理しています。入会の可能性、推薦者、審査、法人名義の可否は価格以前の条件です。売買情報が見つかっても、倶楽部への入会を保証するものではありません。
アクセス
- 車:東名高速・横浜町田IC方面
- 電車:小田急江ノ島線・東急田園都市線の中央林間駅方面
都心から近い一方、平日朝夕は周辺道路が混雑します。接待では駅送迎の方法と集合時刻を明確にしてください。
接待・法人利用での注意点
- 会員紹介・同伴の資格と申込期限を最初に確認する
- 格式を見せる場ではなく、会員本位の倶楽部であることを共有する
- ドレスコード、携帯電話、精算、クラブハウス利用の規則に従う
- ゲストのハンディキャップと歩行負担を考慮する
- 半導体営業の接待ゴルフ完全ガイドも参照する
半導体業界との関係|県央・厚木エリア
大和市から厚木・海老名方面には、半導体・電子部品・研究開発に関わる企業拠点が点在します。とくに厚木周辺はイメージセンサーを含む半導体研究開発との関係が深い地域です。訪問先との組み合わせでは道路混雑を見込み、地図上の直線距離だけで移動時間を判断しないことが重要です。
法人利用の組み立てでは、午前に厚木・海老名方面で商談を行ってから午後に移動するより、前泊または早朝集合でラウンドを先に設定する方が時間を読みやすい場合があります。中央林間駅を集合地点にするのか、会社から送迎車を出すのかを事前に決め、ゲストへ具体的な移動方法を伝えてください。
よくある質問
ビジターだけで予約できますか?
紹介・同伴条件があるため、会員または倶楽部公式窓口への確認が必要です。
なぜ競技実績より設計思想が評価されるのですか?
第1回日本オープン覇者の赤星六郎が、米国の近代設計とアリソンから学んだ思想を自らのコースとして残した希少性があるためです。
まとめ|赤星六郎の「夢と理想」を守る戦前名門
相模カンツリー倶楽部の価値は、都心アクセスと知名度だけではありません。赤星六郎の設計、一般社団法人の会員文化、約100年にわたり受け継いだ平等の精神を理解してこそ、このコースの意味が見えてきます。
